君のとなりで恋をします。─下─









「…もしまた同じ状況になったとしても…

俺はまた、同じように香純を守るよ。」






「な、んで……」









彼の言葉に、視界はさらに歪む。




こんな大怪我までしたのに…


なんでそんなことが言えるの…?

なんで、そんなに真っ直ぐ私を見つめるの…?










「こんなの、ただのエゴかもしれないけど…

…好きな子を守れて、俺は嬉しい。」








彼は遠慮気味に私の頬に触れると、優しく微笑んだ。



頬に触れた彼の温もりに安心してしまったのか…私の涙腺はさらに崩壊。

もう、涙の止め方なんてわからない。










「…泣かないで。」






「…だっ……て……

しゅ、ご……死ぬかと思っ、たぁ……」






「うん…ごめん。」










彼は一度困ったように笑い、そして泣きじゃくる私の腕をそっと引く。


その勢いで彼の胸に飛び込んだ私は、気づいた時には彼の腕に包み込まれていた。