「ゆーくん、ご飯食べよっか。」
「うん!
今日のごはん、なーに?」
「オムライスだよー。」
「やったー!オムライスだいすき!」
嬉しそうに席に着くゆーくんに、私は思わず笑顔になる。
これまで極限に張り詰めていた気持ちが、少しだけ緩んだ気がした。
「かすみおねえちゃん!
ケチャップでくるまかいてー!」
「任せて!
おねえちゃん、すごく絵得意だよ!」
ゆーくんの望み通りケチャップで車の絵を描くと、彼は嬉しそうにオムライスを頬張り始めた。
保育園での話などを聞きながら、ゆーくんがご飯を食べ終わるまで見守った。
そしてゆーくんが食べ終えた食器を洗うと、今度は出来上がった雑炊を持って柊吾の部屋へと向かう。



