「柊吾!大丈夫なのか!?」 駆け寄るチームメイトに、彼は力なく笑う。 「…うん、大丈夫。」 「とりあえずあんまり頭動かすな。 …今日の日付とここがどこか…… それから、自分がさっきまで何してたかわかるか?」 この状況に意外にも冷静なまっつんが、柊吾を楽な状態に座らせて問いかける。 「7月26日、ここは体育館。 さっきまで練習してて…香純のストラップをみんなで探してた。」 「これは? 指が何本に見える?」 「3本…。」 まっつんの問いに、柊吾はしっかりとした口調で答えていった。