「…しゅ……ご…?」 え…? 何…どういうこと? 真っ白になった頭で、この状況を必死に理解しようとする。 「おい、柊吾!?」 「やばいって! 誰か、救急車呼べ!!」 「とりあえず水瀬を取り押さえろ!!」 周りから聞こえる部員たちの声。 「いやっ!離して!! …柊くん……柊くんっ!!」 部員に二人がかりで押さえられながら、「ごめんなさい」と泣き叫ぶ桃奈さん。 その傍らに転がる、血のついたモップ。 あれは…柊吾の血…? 柊吾があのモップで殴られたの? …私を庇って?