私も柊吾と一緒に、辺りを探し始めた。
「さっきここにカバンを置いてたから、この辺りにあると思ったんだけど…」
「キラキラしてるならすぐに見つかりそうだけど…
この辺にはなさそうだね。」
このまま見つからなかったらどうしよう…
〝失くしてしまった〟と正直に言っても、桜河は怒ったりしないだろう。
…でも、もし逆の立場だったら…
自分がプレゼントしたものを相手に簡単に失くされてしまったら、私なら絶対嫌な気持ちになる。
桜河を悲しませるなんて、絶対に嫌…
「大丈夫だよ。
きっとすぐに見つかるから。」
あからさまに落ち込む私に、柊吾はそっと肩を叩いた。
「うん、ありがとう。」
柊吾があまりにも優しく笑うから…
今のこの状況が何だかすごく申し訳なくなった。
だって…桜河から貰ったものを、元カレである柊吾に一緒に探してもらうなんて…
探すことに必死で何も考えてなかったけど、私…最低過ぎないか?



