君のとなりで恋をします。─下─








私も柊吾と一緒に、辺りを探し始めた。







「さっきここにカバンを置いてたから、この辺りにあると思ったんだけど…」





「キラキラしてるならすぐに見つかりそうだけど…

この辺にはなさそうだね。」









このまま見つからなかったらどうしよう…



〝失くしてしまった〟と正直に言っても、桜河は怒ったりしないだろう。


…でも、もし逆の立場だったら…

自分がプレゼントしたものを相手に簡単に失くされてしまったら、私なら絶対嫌な気持ちになる。




桜河を悲しませるなんて、絶対に嫌…









「大丈夫だよ。

きっとすぐに見つかるから。」








あからさまに落ち込む私に、柊吾はそっと肩を叩いた。








「うん、ありがとう。」







柊吾があまりにも優しく笑うから…

今のこの状況が何だかすごく申し訳なくなった。



だって…桜河から貰ったものを、元カレである柊吾に一緒に探してもらうなんて…

探すことに必死で何も考えてなかったけど、私…最低過ぎないか?