「俺、まだ咲花のこと好きでいていいの!?

迷惑じゃない!?」








期待を込めて両手を握ると、彼女は恥ずかしそうに顔を赤らめて…そして申し訳なさそうに眉を下げる。









「…迷惑じゃ、ないけど……

でも私…自分でもこの気持ちが何なのかよく分かってなくて────…」







「───…いいよ、わかってなくても!」












彼女の言葉に重ねるように俺は言う。




咲花が俺の気持ちを嬉しいと思ってくれたなら…

1%でも咲花と両思いになれる可能性があるなら…




俺は絶対に諦めねぇ!

どんな手を使ってでも絶対に咲花を振り向かせる!