君のとなりで恋をします。─下─









「咲花、前にここで言ってくれたでしょ。

〝想いの形って、きっと一つだけじゃないんだよ。〟って…。」









全く違う人間と接しているのに、同じ感情を抱く方がおかしいんだって…


咲花がくれたその言葉が、私を変えてくれた。

…前に進む勇気をくれた。









「咲花が思ってること、全部葵斗にぶつけてやりなよ!

あいつバカだけど、咲花の思いには全力でぶつかってくれるんじゃないかな?」








半分は、完全にただの受け売りだけど…

でも…偽りも繕いもない、ただ真っ直ぐな私の本心だった。






躓いても、失敗しても…

咲花の思うがままに進んで欲しい。



かけがえのない親友には、誰よりも幸せになってほしいから…