君のとなりで恋をします。─下─









「ねぇ、香純……。

私、どうしたらいいのかな?」










力ない声が、無人の公園に小さく響く。

ブランコの軋む音にもかき消されそうなほど、儚い声だった。










「返事をうやむやにしたまま、このまま葵ちゃんと気まずくなるのはイヤなの。


…でも……自分の気持ちもよく分からないのに、どう返事すればいいんだろう。」









咲花が今どんな思いを持っているのかなんて、凡人の私にはわからないし…

もしわかったとしても、恋愛経験値の低い私には偉そうなことは言えない。




こんな時に、的確なアドバイスや慰めの言葉が思いつかない自分が情けない。



でも……