「咲花はさ…葵斗に告白されてどう思った?」
嫌だった?困った?
……それとも…………
私が尋ねると咲花は一度グッと口を噤み、俯く。
そして数秒何かを考えた後、真っ直ぐに前を見据えて口を開いた。
「正直…動揺したし、〝幼馴染みに戻れなかったらどうしよう〟って思った…」
「そっか…。」
やっぱり、葵斗の気持ちは咲花には届かないのかな…
勝手にそう諦める私の隣で、咲花がさらに続けた言葉。
それは、私にとってはかなり意外なもので…
「────…でも、それ以上に嬉しかった!」
「え…?」
はっきりとそう告げた彼女の横顔は、少し赤らんでいて…
その瞳は、真っ直ぐに前を見つめていた。



