「…私、香純にはずっと相談したいと思ってて……
でも、自分の今の気持ちをどう言葉にしていいのかわからなかったの。」
「変な空気にしてごめんね」と笑う彼女に、私は首を横に振る。
今は夏。
夕方5時とは思えないほど日は高い。
ジリジリと暑い日差しと、やけに耳につくセミの鳴き声。
……それにしても、本当に懐かしいな。
この公園で、前にも咲花とこうして2人で話したんだよね。
ここでお互いの気持ちをぶつけ合って…
桜河との関係でいつまでもウジウジ悩む私に、咲花が喝を入れてくれのがこの公園。
今度は、ここで私が咲花を支える…。



