君のとなりで恋をします。─下─








「わかった、ありがとう!

それじゃあ、部活頑張ってね!」







「おーう!じゃあな、成宮!」






「香純…また明日。」









私は別れの言葉を告げて、前へと駆け出す。



柊吾とまっつんの横を通り抜け、

…そして、不意に後ろにいた桃奈さんと目が合った。









─────…ゾクッ…!!!







な、に…あの目……


こちらを見つめる彼女の瞳は、真っ直ぐに私を捕らえて…


何も感じとれない、真っ黒な瞳。

その瞳には光なんてものは全く宿っていなくて、ただただ不気味だった。






そんな彼女の瞳に耐えきれず、私は思わず目線を下に背けて足を早めた。