そんなズルい自分が本当に情けない。
だけど桜ちゃんに、私の気持ちを知って欲しい。
だから、私は3年生のクラス替えに懸けることにした。
〝桜ちゃんと同じクラスになれたら、告白する。〟
自分の心の中でそう決めていた。
春になってクラスが発表された時、すごく嬉しかった。
だって、桜ちゃんと二人で同じクラスになれたから。
香純や柊ちゃん、葵ちゃんとクラスが離れたのはもちろん悲しかったけど…
でも、それ以上に嬉しかった。
香純と桜ちゃんのクラスが離れた以上、今一番桜ちゃんに近い女の子は私だ。
そんな風に浮かれて…
もしかしたら、告白もOKしてくれるかも…
あの夏の〝真実か挑戦か〟で言っていた好きな人というのも、もしかしたら私のことなのかもしれない。
そんな淡い期待を抱きながら、今日やっと放課後の教室に彼を呼び出した。



