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桜河side
「ねぇ桜河。ここ、どう解くの?」
「自分で考えろ。」
「えー、ケチー。」
「口動かす前に手動かせ。」
香純が家に来て30分が経った。
勉強を教えろとごねる香純。
香純が隣にいて、幸せなはずなのに…
柊吾と香純が二人でいる所を見た時から、なぜかイライラしてしょうがない。
「ねぇ、なんでそんなに不機嫌なの?」
「別に。不機嫌じゃねぇよ。」
「嘘つけ。不機嫌じゃん。
…ほら、お菓子たくさん買ってきたから機嫌直して?」
「俺はガキか。」
そう反発はしながらも、何気に香純が机の上に広げたものに目を落とす。
俺が最近よく買う菓子や、飲み物。
中には、小学生の頃に好んで食べていた懐かしいものまであった。



