君のとなりで恋をします。─下─








*☼*―――――*☼*―――――








桜河side









「ねぇ桜河。ここ、どう解くの?」





「自分で考えろ。」





「えー、ケチー。」





「口動かす前に手動かせ。」











香純が家に来て30分が経った。




勉強を教えろとごねる香純。



香純が隣にいて、幸せなはずなのに…

柊吾と香純が二人でいる所を見た時から、なぜかイライラしてしょうがない。










「ねぇ、なんでそんなに不機嫌なの?」






「別に。不機嫌じゃねぇよ。」







「嘘つけ。不機嫌じゃん。

…ほら、お菓子たくさん買ってきたから機嫌直して?」







「俺はガキか。」











そう反発はしながらも、何気に香純が机の上に広げたものに目を落とす。


俺が最近よく買う菓子や、飲み物。

中には、小学生の頃に好んで食べていた懐かしいものまであった。