「…香純が…倒れたって聞いて…」 「…外に出ろ。 お前には、香純に会う資格なんてねぇよ。」 そう言って廊下に出て行く桜河に、俺も大人しくついて行く。 その時に見えた彼女の寝顔は、少しやつれていた。 あんなにも、目の下を真っ赤に腫らして… 俺が泣かせたんだ…。 俺が傷つけて、苦しめて… “会う資格がない。”か…… たしかに桜河の言う通りかもしれない。 桜河と2人で廊下に出ると、今朝の掲示板のせいかやたら視線を感じる。 しかし、桜河はそんなことを全く気に止める様子もない。