「…別れた。
けど、原因は100%俺にあって…
香純は浮気なんて絶対にしてないよ。」
俺はクラスメイト全員に言い切った。
「…じゃあ、あの写真は!?」
一度静まりかえる教室の中で、クラスで1番派手な女子グループのリーダーが声を荒らげた。
あの写真はたしかに、市原哲平と香純だ。
写真の撮り方と角度で抱き合っているように見えるが…
何か理由があったんだろうと確信できた。
「部活の関連で会ってたんだよ。
俺に遠慮して誘いを断ろうとする香純に、俺が“行ってこい”って言った。」
俺がそう言うと、その女子は悔しそうに顔を歪める。



