君のとなりで恋をします。─下─












「自分の女がビッチだった感想はー?」









上級生のある男子生徒が、桜河を煽るように発言する。













「あ”?」









だめ…桜河。

もう大丈夫だから、怒らないで。




桜河がその男子生徒の胸ぐらに掴みかかり、それを葵斗が止めに入る。







あ…もう、だめ。


激しい頭痛で立っていられなくて、私は全体重を咲花に預けた。
















「───…え、香純!?

桜ちゃん、待ってっ…!香純が…!」








焦った咲花の声が、遠くで聞こえた気がした。


あ、どうしよう…本格的にやばい。












「おい、香純!?大丈夫か?」









葵斗と桜河が、血相を変えてこちらに駆け寄ってくる。