夏休みが終わった頃には、私達三人の中で都市伝説・狂子は下火に。
あんなに一生懸命作ったにも関わらず、捨て垢を作ったSNSは放置されたまま。
狂子のことなんて、すっかり忘れていた。
それがまさか、別の友達から狂子について話を聞くことになるなんて思ってもみな
かった。
「……狂子って、あの狂子!?」
廊下で立ち話をしていたのも忘れて大きな声を出してしまうと、友達は両手で耳を塞いで顔をしかめる。
「菜奈、声がでかいよ」
「ああ、うん、ごめん……狂子ってあれだよね? 都市伝説の?」
「そう。それなんだけど。夏休みの終わり頃にニュースになってたでしょ? この近くで高校生が亡くなってたって」
「知ってる。それが何か関係あるの?」
「そう。その子がね、狂子のせいで死んじゃったらしいよ」
あんなに一生懸命作ったにも関わらず、捨て垢を作ったSNSは放置されたまま。
狂子のことなんて、すっかり忘れていた。
それがまさか、別の友達から狂子について話を聞くことになるなんて思ってもみな
かった。
「……狂子って、あの狂子!?」
廊下で立ち話をしていたのも忘れて大きな声を出してしまうと、友達は両手で耳を塞いで顔をしかめる。
「菜奈、声がでかいよ」
「ああ、うん、ごめん……狂子ってあれだよね? 都市伝説の?」
「そう。それなんだけど。夏休みの終わり頃にニュースになってたでしょ? この近くで高校生が亡くなってたって」
「知ってる。それが何か関係あるの?」
「そう。その子がね、狂子のせいで死んじゃったらしいよ」
