「で、徹は?」
「えっ」
「徹は心配しない?」
「それは・・・」
事情を話せば心配すると思う。
でも・・・
あれだけ受診するように言われたから、入院になったと知ればそうとう怒られる。
だからこそ、黙っていたい。
幸い私は、勤務時間も不規則で急に帰れないことだって珍しくない。
数日間なら仕事で帰れないと言っても信じてもらえると思う。
それに、
「昨日はたまたま一緒にいただけなんです。初めて会ったのも数日前で、」
「そうなの?」
意外そうな顔の麗子さん。
「はい」
たまたま一緒にいたのも、数日前に初めて出会ったのも嘘ではない。
3日も続けて泊めてもらったと言っていないだけ。
「徹も随分苦労してきた人だし、性格も多少屈折しているから、昨日みたいに女の子を連れている事って珍しいのよ。自分のテリトリーに他人が入るのを苦手としてるから」
へえー。
私の知っている徹さんとは少し違う気がするけれど。
「まあいいわ。ああ見えてキレると面倒だから、連絡はしなさいね」
「はあぁ」
これ以上は何も言わないに限る。
口を開けばボロが出る気がする。
徹さんには当直で帰れないって連絡しよう。
それが一番いい。
その後、検査に来ない私を心配したスタッフに呼ばれ、麗子さんと別れ検査室へと入った。
「えっ」
「徹は心配しない?」
「それは・・・」
事情を話せば心配すると思う。
でも・・・
あれだけ受診するように言われたから、入院になったと知ればそうとう怒られる。
だからこそ、黙っていたい。
幸い私は、勤務時間も不規則で急に帰れないことだって珍しくない。
数日間なら仕事で帰れないと言っても信じてもらえると思う。
それに、
「昨日はたまたま一緒にいただけなんです。初めて会ったのも数日前で、」
「そうなの?」
意外そうな顔の麗子さん。
「はい」
たまたま一緒にいたのも、数日前に初めて出会ったのも嘘ではない。
3日も続けて泊めてもらったと言っていないだけ。
「徹も随分苦労してきた人だし、性格も多少屈折しているから、昨日みたいに女の子を連れている事って珍しいのよ。自分のテリトリーに他人が入るのを苦手としてるから」
へえー。
私の知っている徹さんとは少し違う気がするけれど。
「まあいいわ。ああ見えてキレると面倒だから、連絡はしなさいね」
「はあぁ」
これ以上は何も言わないに限る。
口を開けばボロが出る気がする。
徹さんには当直で帰れないって連絡しよう。
それが一番いい。
その後、検査に来ない私を心配したスタッフに呼ばれ、麗子さんと別れ検査室へと入った。



