身長は160センチくらい。
線の細い華奢な女の子。
膝丈のスカートに白いブラウスの清楚な印象。
顔立ちは、一見まだ学生かと思うほど幼く見える。
陣の妹は、この春医大を卒業して就職したばかりのはず。
卒業した大学の付属病院に残り、勤務医としてバリバリ働いていると聞いた。
確か、心臓に持病があると陣から聞いた記憶があるが、口うるさくて生意気なやつだと言っていたから明るく元気な子なんだと思う。
目の前の女性は、陣から聞いていたイメージと随分違う。
医者と言うよりも患者に見えるし、明るいと言うよりおとなしそうで、元気と言うよりもはかなげ。
やはり、人違いだろうか?
薬局を出て目の前を通り過ぎ時間外入り口に向かう女性を、俺は少し距離を開けながら追いかけた。
陣は昔から妹のことを溺愛していた。
高校時代から妹とお袋さんのために必死で働いていたし、いつも気に掛けていた。
幼くして家族を失ってしまった俺は、そんな陣がうらやましかった。
誰かのために生きたいといくら願っても、俺には誰もいなかったから。
線の細い華奢な女の子。
膝丈のスカートに白いブラウスの清楚な印象。
顔立ちは、一見まだ学生かと思うほど幼く見える。
陣の妹は、この春医大を卒業して就職したばかりのはず。
卒業した大学の付属病院に残り、勤務医としてバリバリ働いていると聞いた。
確か、心臓に持病があると陣から聞いた記憶があるが、口うるさくて生意気なやつだと言っていたから明るく元気な子なんだと思う。
目の前の女性は、陣から聞いていたイメージと随分違う。
医者と言うよりも患者に見えるし、明るいと言うよりおとなしそうで、元気と言うよりもはかなげ。
やはり、人違いだろうか?
薬局を出て目の前を通り過ぎ時間外入り口に向かう女性を、俺は少し距離を開けながら追いかけた。
陣は昔から妹のことを溺愛していた。
高校時代から妹とお袋さんのために必死で働いていたし、いつも気に掛けていた。
幼くして家族を失ってしまった俺は、そんな陣がうらやましかった。
誰かのために生きたいといくら願っても、俺には誰もいなかったから。



