「でも、いいのか?鈴森商事みたいな大きな会社が、うちみたいな小さな所と契約なんかしてもメリットなんてないだろう。もっと大手の調査会社だってあるのに」
「陣の会社だから契約したいんだ。今回のピンチだって、お前が動いてくれたから全容がわかったし、交渉がスムーズにできたんだ。.俺も、社長も、上層部の人間もお前を信用しているんだよ」
「そうか?」
首をかしげながら、お兄ちゃんはグラスを空けた。
2人の話を総合すると、最近鈴森商事に大きなトラブルがあったらしい。
ネットに上げられた誹謗中傷とか、嘘の告発や企業を巻き込んだ陰湿な駆け引きなど、私もネットに上がった記事をいくつか目にした記憶がある。
お兄ちゃんも徹さんも誰が黒幕だったのかまで言わないけれど、その騒動を調査し、解決に導いたのがお兄ちゃんということらしい。
「契約しておけば、お前の所も安定した収益に繋がるし鈴森商事としても困ったときにすぐ動けて助かるんだ。悪い話じゃないだろ?」
徹さんは、なかなかうんと言わないお兄ちゃんを説得している。
お兄ちゃんの会社にとって鈴森商事のような大手と継続的に取引があるって事は信用にも繋がるし、かなりプラスになるはず。
渋る必要はないと思うけれど。
私は、困った顔を崩さないお兄ちゃんを見つめた。
「陣の会社だから契約したいんだ。今回のピンチだって、お前が動いてくれたから全容がわかったし、交渉がスムーズにできたんだ。.俺も、社長も、上層部の人間もお前を信用しているんだよ」
「そうか?」
首をかしげながら、お兄ちゃんはグラスを空けた。
2人の話を総合すると、最近鈴森商事に大きなトラブルがあったらしい。
ネットに上げられた誹謗中傷とか、嘘の告発や企業を巻き込んだ陰湿な駆け引きなど、私もネットに上がった記事をいくつか目にした記憶がある。
お兄ちゃんも徹さんも誰が黒幕だったのかまで言わないけれど、その騒動を調査し、解決に導いたのがお兄ちゃんということらしい。
「契約しておけば、お前の所も安定した収益に繋がるし鈴森商事としても困ったときにすぐ動けて助かるんだ。悪い話じゃないだろ?」
徹さんは、なかなかうんと言わないお兄ちゃんを説得している。
お兄ちゃんの会社にとって鈴森商事のような大手と継続的に取引があるって事は信用にも繋がるし、かなりプラスになるはず。
渋る必要はないと思うけれど。
私は、困った顔を崩さないお兄ちゃんを見つめた。



