「風見さん、ご出産おめでとうございます。早速ですけれど、診察しますね」
部屋に入ってきた山神先生は、チラッと私を見てから声をかけることもなく紗耶香さんの方へ寄って行った。
なぜか無視されたようで気分が悪いなと思ったけれど、今は赤ちゃんの診察が優先なんだろうと黙ることにした。
「うん、とっても元気だね。どこにも異常はなし。骨髄検査はすぐに結果が出るわけではないから、もう少し待ってください」
「はい」
紗耶香さんも淡々と話を聞いている。
どうやら陽菜ちゃんは山神先生の患者さんらしい。
そして、生まれてきた赤ちゃんと陽菜ちゃんの骨髄検査をするつもりみたい。
「じゃあ、僕はこれで」
山神先生が助産師さんと紗耶香さんに声をかけて立ち上がる。
反射的に私もその場に立った。
診察も終えこのまま帰ってしまうのかなって思っていると、
「ここにはもう1人僕の患者がいるみたいだね」
そういって私に近づいて来た。
やはり私の存在には気づいていたらしい。
部屋に入ってきた山神先生は、チラッと私を見てから声をかけることもなく紗耶香さんの方へ寄って行った。
なぜか無視されたようで気分が悪いなと思ったけれど、今は赤ちゃんの診察が優先なんだろうと黙ることにした。
「うん、とっても元気だね。どこにも異常はなし。骨髄検査はすぐに結果が出るわけではないから、もう少し待ってください」
「はい」
紗耶香さんも淡々と話を聞いている。
どうやら陽菜ちゃんは山神先生の患者さんらしい。
そして、生まれてきた赤ちゃんと陽菜ちゃんの骨髄検査をするつもりみたい。
「じゃあ、僕はこれで」
山神先生が助産師さんと紗耶香さんに声をかけて立ち上がる。
反射的に私もその場に立った。
診察も終えこのまま帰ってしまうのかなって思っていると、
「ここにはもう1人僕の患者がいるみたいだね」
そういって私に近づいて来た。
やはり私の存在には気づいていたらしい。



