車で20分ほど走って着いたのは小さな一軒家。
事前に連絡がしてあったらしく、入り口を入ると40歳くらいの女性が待っていた。
「ゆっくりでいいから横になってくださいね」
紗耶香さんの腕を持ちながら、中へ誘導していく。
私たちは、ベットではなく畳に布団を敷いた和室に通された。
隣の部屋の一角に小さなキッズスペースがあったため、私は陽菜ちゃんをそこに下した。
ここで、赤ちゃんを産むの?
それが素直な感想。
今まで何十人もの出産に立ち会ってきた病院の分娩室とあまりにも違って、戸惑った。
「で、あなたは?」
一通り診察をしてから私を見た助産師の女性。
「通りすがりのものです。陽菜ちゃんを一人にできなくて着いてきてしまいました」
「そうですか。よかったらもうしばらく見ていてください」
「はあ」
なんだか、逃げ出せる空気ではなくなった。
紗耶香さんは痛みも出てきて私のことを気にする余裕もなさそうだし、陽菜ちゃんだっていつまでもご機嫌で遊んでいてくれるかわからない。
仕方ない、もう少し付き合いますか。
事前に連絡がしてあったらしく、入り口を入ると40歳くらいの女性が待っていた。
「ゆっくりでいいから横になってくださいね」
紗耶香さんの腕を持ちながら、中へ誘導していく。
私たちは、ベットではなく畳に布団を敷いた和室に通された。
隣の部屋の一角に小さなキッズスペースがあったため、私は陽菜ちゃんをそこに下した。
ここで、赤ちゃんを産むの?
それが素直な感想。
今まで何十人もの出産に立ち会ってきた病院の分娩室とあまりにも違って、戸惑った。
「で、あなたは?」
一通り診察をしてから私を見た助産師の女性。
「通りすがりのものです。陽菜ちゃんを一人にできなくて着いてきてしまいました」
「そうですか。よかったらもうしばらく見ていてください」
「はあ」
なんだか、逃げ出せる空気ではなくなった。
紗耶香さんは痛みも出てきて私のことを気にする余裕もなさそうだし、陽菜ちゃんだっていつまでもご機嫌で遊んでいてくれるかわからない。
仕方ない、もう少し付き合いますか。



