それからは慌ただしかった。
山神先生が呼ばれすぐに診察と検査。
1日にちかけて全身くまなく調べられた。
「うん、体は異状ないね。さすがに2か月も眠っていたから、体力と体重は落ちているけれど、心臓は以前よりいいくらいだ」
「そうですか」
なぜかホッとした。
あの時、死んでもいいと持っていたはずなのに、今は生きていたことがすごくうれしい。
「ゆっくりリハビリして、体力を回復すれば、すぐに元通りになれるよ」
「はい」
「それと、」
ちょっと言いにくそうに言葉を止めた山神先生。
山神先生の提案は、精神科のカウンセリングを受けてみないかというもの。
体の不調に加え、仕事のストレスと、病気のストレスと、先の見えない不安。
いろんなものが絡み合って長期間の意識喪失になったんではないかというのが先生の見解。
だから、カウンセリングを受けるようにと勧められた。
「無理にとは言わないよ。カウンセリングを受けるよりも、彼とうまくいくほうが君には効果ありそうだしね」
診察のために席を外した徹のいる廊下を見る先生。
「えっ」
「彼、いい人だね。ずっと乃恵ちゃんに付きっきりだった」
私にも、ずっと声が聞こえていた。
「彼のためにも、体を大事にしなさい」
「はい」
山神先生が呼ばれすぐに診察と検査。
1日にちかけて全身くまなく調べられた。
「うん、体は異状ないね。さすがに2か月も眠っていたから、体力と体重は落ちているけれど、心臓は以前よりいいくらいだ」
「そうですか」
なぜかホッとした。
あの時、死んでもいいと持っていたはずなのに、今は生きていたことがすごくうれしい。
「ゆっくりリハビリして、体力を回復すれば、すぐに元通りになれるよ」
「はい」
「それと、」
ちょっと言いにくそうに言葉を止めた山神先生。
山神先生の提案は、精神科のカウンセリングを受けてみないかというもの。
体の不調に加え、仕事のストレスと、病気のストレスと、先の見えない不安。
いろんなものが絡み合って長期間の意識喪失になったんではないかというのが先生の見解。
だから、カウンセリングを受けるようにと勧められた。
「無理にとは言わないよ。カウンセリングを受けるよりも、彼とうまくいくほうが君には効果ありそうだしね」
診察のために席を外した徹のいる廊下を見る先生。
「えっ」
「彼、いい人だね。ずっと乃恵ちゃんに付きっきりだった」
私にも、ずっと声が聞こえていた。
「彼のためにも、体を大事にしなさい」
「はい」



