「乃恵っ」
部屋を出て数メートルのところで、倒れている乃恵を見つけた。
慌てて駆け寄り抱き起こすが、顔も手足も真っ白で冷え切っている。
「乃恵、しっかりしろっ。乃恵っ」
ギュッと抱きしめながら何度も名前を呼ぶが、反応はない。
さすがに怖くなって、そっと胸に耳を当ててみると
「よかった」
呼吸もしているし、心臓も動いている。
「待ってろよ、今病院へ連れて行ってやるからな」
いつもは冷静なはずの自分の声が、珍しく声がうわずっている。
出来るだけ振動を与えないようにそっと抱き上げ、部屋へと乃恵を連れ帰った。
俺は医者じゃないから、こんな時に病人を動かすことが正しいのかなんてわからない。
もしかして動かしてはいけなかったのかもしれない。
それでも、冷え切った乃恵の体をそのままにしておくことは出来なかった。
ベットに乃恵を寝かせ布団を掛けてから、俺はフロントを通して救急へと電話をした。
部屋を出て数メートルのところで、倒れている乃恵を見つけた。
慌てて駆け寄り抱き起こすが、顔も手足も真っ白で冷え切っている。
「乃恵、しっかりしろっ。乃恵っ」
ギュッと抱きしめながら何度も名前を呼ぶが、反応はない。
さすがに怖くなって、そっと胸に耳を当ててみると
「よかった」
呼吸もしているし、心臓も動いている。
「待ってろよ、今病院へ連れて行ってやるからな」
いつもは冷静なはずの自分の声が、珍しく声がうわずっている。
出来るだけ振動を与えないようにそっと抱き上げ、部屋へと乃恵を連れ帰った。
俺は医者じゃないから、こんな時に病人を動かすことが正しいのかなんてわからない。
もしかして動かしてはいけなかったのかもしれない。
それでも、冷え切った乃恵の体をそのままにしておくことは出来なかった。
ベットに乃恵を寝かせ布団を掛けてから、俺はフロントを通して救急へと電話をした。



