たった数日前、初めて抱きしめた乃恵がもうすっかり自分の一部のように感じる。
その温もりが愛おしくて、手放したくはない。
イヤ、もう離すつもりもない。
「ねえ、そろそろ起きるわ」
絡まった俺の腕に身動きを阻まれていた野恵が、ベッドから抜け出す。
結局、ここに来て丸2日がすぎた。
土日はいいとして、月曜日を迎えた今朝はさすがに色々と考えてしまった。
今日仕事に行かなければそれは無断欠勤になるわけで、社会人としてなんだかのペナルティーを背負うことになる。
俺は見合いの席を逃げ出した時点で、それなりの覚悟をしているが、そのことに乃恵を巻き込むことが正しいのかはまだわからない。
「今日は勤務だろ?」
「ええ」
「大丈夫なのか?」
「・・・」
そんなこと聞かなくてもわかっているのに。
俺はどんな答えを求めてそんな質問をしたのか。
「体調不良でお休みの連絡だけはしたわ」
「そうか」
「徹さんは大丈夫なの?」
「大丈夫では、ないかな」
でも、覚悟はできている。
たとえどんな結果になっても、何を失っても後悔はしない。
ドサッ。
心配そうに俺の顔を覗き込んだ乃恵の腕を引いてベッドに落とした。
「ちょっと」
焦ったような声で俺を睨みつける。
でも、もう俺は止まらない。
その温もりが愛おしくて、手放したくはない。
イヤ、もう離すつもりもない。
「ねえ、そろそろ起きるわ」
絡まった俺の腕に身動きを阻まれていた野恵が、ベッドから抜け出す。
結局、ここに来て丸2日がすぎた。
土日はいいとして、月曜日を迎えた今朝はさすがに色々と考えてしまった。
今日仕事に行かなければそれは無断欠勤になるわけで、社会人としてなんだかのペナルティーを背負うことになる。
俺は見合いの席を逃げ出した時点で、それなりの覚悟をしているが、そのことに乃恵を巻き込むことが正しいのかはまだわからない。
「今日は勤務だろ?」
「ええ」
「大丈夫なのか?」
「・・・」
そんなこと聞かなくてもわかっているのに。
俺はどんな答えを求めてそんな質問をしたのか。
「体調不良でお休みの連絡だけはしたわ」
「そうか」
「徹さんは大丈夫なの?」
「大丈夫では、ないかな」
でも、覚悟はできている。
たとえどんな結果になっても、何を失っても後悔はしない。
ドサッ。
心配そうに俺の顔を覗き込んだ乃恵の腕を引いてベッドに落とした。
「ちょっと」
焦ったような声で俺を睨みつける。
でも、もう俺は止まらない。



