優しく、でも情熱的に、私達は体を重ねた。
途中豪華な夕食を挟みながらも、徹さんは私を解放してはくれなかった。
結局日付が変わり、『お願い、もう無理』と私が音を上げるまで私達は愛し合った。
その晩、興奮のせいか部屋の明るさのせいか、なかなか寝付けない私はすぐ横で眠る徹さんの寝顔を見ながら考えを巡らせた。
私といることで、徹さんは幸せになれるんだろうか?
きっと、無理だよね。
まず、お兄ちゃんが許すはずがない。
私のせいで、お兄ちゃんと徹さんの親友関係も壊れてしまうだろう。
そして、今回のお見合いが社長さんの肝いりだったとすれば、徹さんの仕事だって影響が出る。
1度だけ連れて行ってもらった鈴森商事で見た仕事中の徹さんは、生き生きしていて素敵だった。徹さんから仕事を奪うようなまねはしたくない。
それに、私は病気持ちで、どれだけ生きられるかもわからない。
子供だって生めないから、徹さんに家族を作ってあげることもできない。
なんだか、いいことなんて1つもない。
気がつくと、涙が頬を伝っていた。
何度ぬぐっても涙が止ることはなく、眠れないまま朝を迎える事になった。
途中豪華な夕食を挟みながらも、徹さんは私を解放してはくれなかった。
結局日付が変わり、『お願い、もう無理』と私が音を上げるまで私達は愛し合った。
その晩、興奮のせいか部屋の明るさのせいか、なかなか寝付けない私はすぐ横で眠る徹さんの寝顔を見ながら考えを巡らせた。
私といることで、徹さんは幸せになれるんだろうか?
きっと、無理だよね。
まず、お兄ちゃんが許すはずがない。
私のせいで、お兄ちゃんと徹さんの親友関係も壊れてしまうだろう。
そして、今回のお見合いが社長さんの肝いりだったとすれば、徹さんの仕事だって影響が出る。
1度だけ連れて行ってもらった鈴森商事で見た仕事中の徹さんは、生き生きしていて素敵だった。徹さんから仕事を奪うようなまねはしたくない。
それに、私は病気持ちで、どれだけ生きられるかもわからない。
子供だって生めないから、徹さんに家族を作ってあげることもできない。
なんだか、いいことなんて1つもない。
気がつくと、涙が頬を伝っていた。
何度ぬぐっても涙が止ることはなく、眠れないまま朝を迎える事になった。



