私の知っている徹さんは・・・
確かに愛想が良いとわ言わないけれど、笑った顔はとってもかわいい。
お兄ちゃんほどよくしゃべるわけではないけれど、自分から色んなことを話してくれる。
スラッとした2枚目だけれど、部屋の中で着ているジャージは年期物でヨレヨレ。
強引で、頑固で、怒ると怖くて、でもとっても優しい人。
「それはね、徹にとって乃恵ちゃんが特別だってことでしょ」
「そんな・・・」
徹さんは私のことなんて、妹としか見ていないはず。
「もちろん、私も孝太郎も徹の良さはよくわかっているけれど、対外的には無愛想で冷たいイメージがついていると思うわ」
「そうなんですね」
なんだかかわいそう。
きっと、徹さんは子供の頃から1人で生きてきたんだ。
だから、
「乃恵ちゃんは徹のことが好きでしょ?」
「えっ」
即答できない。
「徹も、乃恵ちゃんが好きだと思うわよ」
「そんなこと」
あるわけない。
「じゃなきゃ、マンションに泊めたりしないわ」
私が徹さんのマンションに泊ったことはお兄ちゃんから聞いたんだと、麗子さんは教えてくれた。
悔しそうに愚痴るお兄ちゃんと、イエスもノーも言わずに黙り込んだ徹さんが面白かったと笑った。
当事者の私としてはお気楽に笑う気持ちにはなれなくて、目の前のジンジャエールを一気に飲み込んだ。
確かに愛想が良いとわ言わないけれど、笑った顔はとってもかわいい。
お兄ちゃんほどよくしゃべるわけではないけれど、自分から色んなことを話してくれる。
スラッとした2枚目だけれど、部屋の中で着ているジャージは年期物でヨレヨレ。
強引で、頑固で、怒ると怖くて、でもとっても優しい人。
「それはね、徹にとって乃恵ちゃんが特別だってことでしょ」
「そんな・・・」
徹さんは私のことなんて、妹としか見ていないはず。
「もちろん、私も孝太郎も徹の良さはよくわかっているけれど、対外的には無愛想で冷たいイメージがついていると思うわ」
「そうなんですね」
なんだかかわいそう。
きっと、徹さんは子供の頃から1人で生きてきたんだ。
だから、
「乃恵ちゃんは徹のことが好きでしょ?」
「えっ」
即答できない。
「徹も、乃恵ちゃんが好きだと思うわよ」
「そんなこと」
あるわけない。
「じゃなきゃ、マンションに泊めたりしないわ」
私が徹さんのマンションに泊ったことはお兄ちゃんから聞いたんだと、麗子さんは教えてくれた。
悔しそうに愚痴るお兄ちゃんと、イエスもノーも言わずに黙り込んだ徹さんが面白かったと笑った。
当事者の私としてはお気楽に笑う気持ちにはなれなくて、目の前のジンジャエールを一気に飲み込んだ。



