今日もどこかで、


見ず知らずの誰かが生きた。




今日もどこかで、見ず知らずの


赤ちゃんが生まれた。




今日もどこかで、


見ず知らずの誰かが亡くなった。




"他人"に起きた"事"は"他人事"。




私は、自分や家族、


親しい人以外の事には興味が示せない。




自分の世界に映ることにしか


目が向かないから。





私は優しくなんてない。


気遣いができるなんて言われるけど、


意外とそうでもない。





きっと人に優しくするのは、


誰かに嫌われたくないし、


傷付けられたくないから。




意地悪をしたり、


無視をする理由もないから、


ただ何となくってだけ。









表面だけの関係ってさ、


やっぱり息苦しいよ。





お互い仮面を被っててさ、


優しいって思ったら、


手のひらを返して


意地悪をしてくる人がいる。




でも、何も言わないんだ。


その人も私も、


あなたが嫌いって言ったりはしない。




お互い嫌って憎みながら、


表面はニコニコしてて。


顔色を伺って疲れてさ。






なんかやだね。






一人がどれだけ気楽かを


思い知った。






でもね、案外いいものだよ。


一人でいるのも。






ぼーっと考え事とか空想に集中できるし、


人付き合いのストレスはだいぶ減る。






え?悲しい人間に見えるって?


さみしい人生送ってるって?







そうでもないよ。


自分が幸せかどうかは自分でも


よくわからないけど、


少なくとも不幸じゃないって思ってる。








そりゃ昔は家の中で色々あったし、


学生時代は人付き合い下手すぎて、


友達一人もいない時あったし、


遊ぶ友達もマジで誰もいなくて、


今でも当時の自分を


不憫に思うときもある。










でも、食べることにも


寝る場所も困ってないし、


そこそこ給料もらってるし、


人並みの生活は送れてる。










だから、まだ不幸じゃない。











友達超少ないし、


大人しいとか思われて


ナメられることもあるけど。










大丈夫。









"人はおおむね自分で


不幸でも幸福でもない。


肝心なのは望んだり生きたりすることに


飽きないことだ"っていう


名言があるし、








言葉の通り生きることに飽きなければ


まだ大丈夫かなって思ってる。











そう、だから大丈夫。














とりあえず明日も生きてみる。














あー、明日も何食べよっかな。













なんか文章書いて音楽書いて
小説でも読み漁るかな。