放課後。
「疲れたね、一緒に帰ろ!」
美里が伸びをしながら鈴音に話しかける。
「うん、でもごみ捨ていかなきゃだからちょっと待って」
掃除当番だった鈴音はじゃんけんに負けてごみ捨てにいかなくてはならなくなってしまった。
「うん。教室にいるね」
美里をできるだけ待たせないように急ぎ足でごみ捨てを済ませる。
そして、急いで階段をのぼる。
曲がろうとした。その時
ドンッ
「きゃっ」
(落ちる…)
ぎゅっと目をつぶった瞬間、後ろから誰かに抱きかかえられた。
「おっと…」
鈴音よりもはるかに大きな体。
しっかりとした腕。
そっと目をあけるとそこには
「桜の王子様!!」
思わず声がでる。
恥ずかしくなってその場から逃げようとした。
「あ、あぶなっ」
抱きかかえる腕が強くなった。
「急に暴れるなよ…ってあ!!」
そして、小さな声が聞こえた。
「やらか…」
向けられた視線の先をみると、、
「きゃー!!」
鈴音は思いっきり叫んでいた。
「疲れたね、一緒に帰ろ!」
美里が伸びをしながら鈴音に話しかける。
「うん、でもごみ捨ていかなきゃだからちょっと待って」
掃除当番だった鈴音はじゃんけんに負けてごみ捨てにいかなくてはならなくなってしまった。
「うん。教室にいるね」
美里をできるだけ待たせないように急ぎ足でごみ捨てを済ませる。
そして、急いで階段をのぼる。
曲がろうとした。その時
ドンッ
「きゃっ」
(落ちる…)
ぎゅっと目をつぶった瞬間、後ろから誰かに抱きかかえられた。
「おっと…」
鈴音よりもはるかに大きな体。
しっかりとした腕。
そっと目をあけるとそこには
「桜の王子様!!」
思わず声がでる。
恥ずかしくなってその場から逃げようとした。
「あ、あぶなっ」
抱きかかえる腕が強くなった。
「急に暴れるなよ…ってあ!!」
そして、小さな声が聞こえた。
「やらか…」
向けられた視線の先をみると、、
「きゃー!!」
鈴音は思いっきり叫んでいた。
