箱の世界~愛が導いた奇跡~

HRが終わったあとの教室は騒がしかった。
私は、その影響のせいではないだろうけど、虹中祭の時と同じような頭痛を感じた。
保健室に行こうと華鈴ちゃんに付き添ってもらって廊下を歩いていた。
養護の先生には病気のことを言っていて何かあったときのために緊急用の分だけ薬を預かってもらってる。
「瑚々、何かあったの?」
確かに。今までは、怪しまれたりしないように薬を家に忘れて飲みに来たこともあったけどその時は一人で来てた。
「ちょっと苦しくなっただけだよ。大丈夫。1時間目は、休むけど、1時間目終わる頃には戻るから。」