学園No.1アイドルと恋していいですか?

「えっ!?あと3ヶ月ぐらいしかないのに!?曲もまだなんですか?」

「うん…」


真白宮学園アイドル科は全て生徒が運営する。
もちろんアイドル科の生徒が歌う楽曲も、音楽科の生徒が作るオリジナル曲。

普通は曲やライブテーマが決まってから、衣装制作に入るんだけど…

(全く白紙ってことか…)

來斗くんが口を開く。

「大切なライブだと思ったら、どうしても意見がまとまらねーんだよ…」

確かにデビューを決めるライブ、慎重にならざるを得ないのは分かる…


「ボクはやっぱり派手で、ドッカーンってするのがいいと思う!」

「さほりはそればっか、いつも派手派手で飽きた」

「零ちゃんはバラード得意だもんね!でもボク達のイメージじゃないし!もっと盛り上げないとでしょ!」

(なるほど…こんな感じで平行線なんだ…)

戸惑いと焦りはある、でも

(1から全部手伝えるんだ…!)

來斗くん…majestyの為に自分の出来る精一杯のことをしたい。

そう思った。