私達以外の女の子の歌が聞こえる。





(これって・・・・・・。一年生になったら・・・?)





小学校の頃に歌った記憶がある。





(でも、何で・・・・・?)







「ねぇ、この声・・・・・・誰?」





「ていうか、私達歌ってないし・・・・・・。」





そう言っている時にも、歌はどんどん近くなって来ている。





廊下の先に、制服姿の女の子がピタリと止まった。





手には、包丁が握りしめてあった。






「まさか、アレって・・・・・・!」





『ねぇ、私と友達になってぇぇぇぇーーーーー!!』