それは運命。【完】

コンコンコン

梨「はーい」

ガチャッ

綺「…梨羅。」

梨「どうしたの?」

綺「………少し良いか?」

梨「良いよ、入って。

…で、どうしたの?」

綺「梨羅に…お願いがあって。」

梨「何?私が手伝えることなら良いよ。」

綺「事故前の…俺の事を…あの女の事…

教えて欲しい。」

ドクンッ

私の心臓は早く鼓動を打つ