瀬那先生は球を胸のところまで持ってきて、そのあと後ろへと軽く振ったあと投げるようにして腕を振った。
投げ方を教えてくれたと思うんだけど……なんせ運動音痴なもので、真似をしてもぎこちない動きになってしまう。
「力抜けるか?」
「えっと……」
私がどうすれば力を抜けるのか分からず戸惑っていると……いつの間にか瀬那先生が私の後ろに立っていた。
そして後ろから私の手首を掴み、瀬那先生がさっき投げたように動かしてくれた……。
「どう?こんな感じ」
瀬那先生は私の手首を掴んだまま、私の顔の真横で普通にしゃべってくる。
どうもなにも、近すぎ密着しすぎじゃない……⁉︎



