キーンコーンカーンコーン
キーンコーンカーンコーン

10分前のチャイムがなった

「かなと同じクラスだったらいいなあ」
私とすみれは小学五年生からの仲で中学一年生からクラスは離れてしまっていたがずっと仲良しだった
もともと全然仲良くなかったしお互い好き同士でもなかったけど色々同じところがあってお互いを認めあった認め合えた本当に信用している。大好きなんだぁ
「ほんとに一緒になりたいよね」

1-A 安藤佳奈
1-Ｃ西 菫

…離れてしまったぁぁぁ！
やだやだやだちょー寂しいですけど？！
あ？

『絶対やだ』
2人揃って言った

「ねぇ、違うじゃん笑」
「ほんとだね めっちゃ寂しいです。」
2人してしょぼくれモード

まぁ仕方がない。
「来年こそは同クラ目指そ！笑」
すみれは少しムッとした顔で
「そーだね 何かあったらすぐ呼んでね？！
」
ぎゅっと 不安そうな顔をしていた私をすみれは包み込んでくれるように抱きしめてくれた 毎回これが本当に安心するんだ