銀色ハウスメイト




「ふ、わっ…!」


「俺が言ってんのは、誘ってきたのがお前からだからとか、そんなことじゃない。」


「えっ…?違うんですか?」




てっきりそう思い込んでいたものだから、その言葉に、開いた口が塞がらない。




「じゃあ、何に?」


「……知らない」


「ええっ?」


「分かんねえ。けど、三浦があいつらと一緒にまわっていいって言ったのがたぶんいちばんキた。」






……ぶつかった頭の後ろに手が回されて、抱きしめられてないのに、近い近い距離。


耳に伝わる声で、体の芯から熱くなる。



周りは騒々しいはずなのに、桜井くん以外の声は耳を澄ましても聞こえない。