「あいつら、クラスの奴」
「……へえ、そうなんですか!」
わたしの心を見透かしたようなタイミングにびっくりして、少し返事が遅れてしまった。
桜井くんて友達いるんだな、意外。
なんて、失礼なことを思ったのは見透かされませんように。
「望も来たんだー…って、」
そのうちのひとりと目があって、見つめられることほんの数秒。
長めの前髪から覗くピアスがよく似合っている男の子。
他の男の子も同じような雰囲気で、ふたりの女の子はどちらも可愛い。
……なんて、のんびり考えてたら。
「え、望の彼女?」
突然の変化球すぎる。
「っ!?ちがいますちがいます!」
よかった、クレープ食べ終わってて。
食べてる途中に言われていたら、むせて吹き出すところまで想像できる。

