銀色ハウスメイト




“食べちゃいな〜” と誘惑してくる天使と “太ってもいいのか?あぁ?” と圧をかけてくる悪魔が本気で見えた。


でもやっぱり天使が勝っちゃえば後からの後悔がとてつもなく怖くて。




「…、っく…!我慢します…!」

「これください」


「…え、!?」




…なのに、桜井くんの声が聞こえたかと思ったら、彼は既にクレープを手に持っていて。


せっかく我慢したのに見せつけられるこっちの身にもなってください。





「うわ、ずるい…」





思わず溢れた言葉に口を押さえる。


案の定、桜井くんは顔をしかめていて。






「は?これ、お前のために買ったんだけど」






…って。




え?