それからはバイトに励んで、恭平の言った事をわすれようとしていた。 「奈緒、…やべーよ…あいつのモトカノ…死んだらしい…今…」 あたしは持っていた布巾を落とした。 死ぬって…ああゆうふうに? 《――奈緒…》 あたしをかばって死んだお母さんみたいに…突然…― 「…どうする?病院…行く?」 「…直人…は?」 「俺は行くけど…奈緒は今、失恋したばっかだし……辛いと思うし…」 「…行く。」 あたしは、恭平のモトカノに 会うことにした。