午前の部活が終わると
毎日ヒナに会いに行った
「ヒナ!ただいま
今日も暑かった〜
ヒナはいいな…水の中、涼しそうだね
あ!水瀬さん
ヒナの友達に名前付けて!」
「オレが?」
「うん!」
「金魚に名前ね…」
水瀬さんが笑った
「あーひどい!バカにしてる!」
「してないよ」
「ウソ!
まぁいいや…
…
みんないなくなって1匹になった時
名前付けたの
ひとりぼっちで私みたいだな…
ヒナって…
…
それで
私に友達ができて
ヒナにも友達を迎えてあげたいって
思ったんだ」
「なんか、責任重大だね…オレ」
「うん!」
「じゃあ……ハル…
ハルは?」
「うん、いいね!」
「じつは、頼まれる前から
そぉ呼んでた」
「え?」
「観月さんの金魚ヒナって言ってたから
黒い方はハルって…」
「なんだ…バカにしてたのに…」
「…気付いてる?
ヒナとハル…
ひなたと陽翔って…」
「え…」
私と…
水瀬さん…
ドキン…
「気付いたら嫌になった?変える?」
ドキ…ドキ…
「嫌じゃないよ…
じゃあ、友達…じゃないや…」
「え?」
水瀬さん
私ね
毎日ヒナに会いに行った
「ヒナ!ただいま
今日も暑かった〜
ヒナはいいな…水の中、涼しそうだね
あ!水瀬さん
ヒナの友達に名前付けて!」
「オレが?」
「うん!」
「金魚に名前ね…」
水瀬さんが笑った
「あーひどい!バカにしてる!」
「してないよ」
「ウソ!
まぁいいや…
…
みんないなくなって1匹になった時
名前付けたの
ひとりぼっちで私みたいだな…
ヒナって…
…
それで
私に友達ができて
ヒナにも友達を迎えてあげたいって
思ったんだ」
「なんか、責任重大だね…オレ」
「うん!」
「じゃあ……ハル…
ハルは?」
「うん、いいね!」
「じつは、頼まれる前から
そぉ呼んでた」
「え?」
「観月さんの金魚ヒナって言ってたから
黒い方はハルって…」
「なんだ…バカにしてたのに…」
「…気付いてる?
ヒナとハル…
ひなたと陽翔って…」
「え…」
私と…
水瀬さん…
ドキン…
「気付いたら嫌になった?変える?」
ドキ…ドキ…
「嫌じゃないよ…
じゃあ、友達…じゃないや…」
「え?」
水瀬さん
私ね



