「バスの時間、あとどれくらい?」
「あと…5分ぐらい…」
バス停に着いて一緒にバスを待っててくれた
5分て言ったのにバスはなかなか来なかった
雨で遅れてるのかな?
時計を見たら
なんだ…まだ3分しか経ってなかった
緊張する…
だから長く感じる
彼の肩を見たら雨で濡れてた
私を濡れないようにしてくれてる
スカートのポケットからハンカチを出して
彼の肩を拭いた
「あー、ありがと…
別にいいのに…」
背が高くて少し見上げた
彼の顔に付いた雫にハンカチを当てた
瞬間
彼が後退りして傘が揺れた
私に傘の雨が落ちた
「あ、ごめん…」
慌てて私をまた傘に入れてくれた
また近くなった
ドキン…
「いえ‥ごめんなさい…」
彼にハンカチを渡した
「ありがと…」
彼はハンカチを受け取って
自分の頬と
私の頭に着いた雫を拭いた
「いい匂い…」
「え…?」
「ハンカチ…いい匂いする
ありがと…」
目が合って…そらした
気が付いたら顔が近かった
バスが来て私はバスに乗った
私が濡れないように
バスに乗る最後まで傘を私にさしてくれた
窓から彼を見た
彼が手を振って
私も手を振った
「あと…5分ぐらい…」
バス停に着いて一緒にバスを待っててくれた
5分て言ったのにバスはなかなか来なかった
雨で遅れてるのかな?
時計を見たら
なんだ…まだ3分しか経ってなかった
緊張する…
だから長く感じる
彼の肩を見たら雨で濡れてた
私を濡れないようにしてくれてる
スカートのポケットからハンカチを出して
彼の肩を拭いた
「あー、ありがと…
別にいいのに…」
背が高くて少し見上げた
彼の顔に付いた雫にハンカチを当てた
瞬間
彼が後退りして傘が揺れた
私に傘の雨が落ちた
「あ、ごめん…」
慌てて私をまた傘に入れてくれた
また近くなった
ドキン…
「いえ‥ごめんなさい…」
彼にハンカチを渡した
「ありがと…」
彼はハンカチを受け取って
自分の頬と
私の頭に着いた雫を拭いた
「いい匂い…」
「え…?」
「ハンカチ…いい匂いする
ありがと…」
目が合って…そらした
気が付いたら顔が近かった
バスが来て私はバスに乗った
私が濡れないように
バスに乗る最後まで傘を私にさしてくれた
窓から彼を見た
彼が手を振って
私も手を振った



