ホーム越しのふたり【完】




「あのっ、これあなたのですか?」


「へっ……?」



その人が手に持っていたのは、エンジ色が特徴のうちの学校の生徒手帳だった。


中を見ると、私のではなかったが、隣のクラスの私も知っている女の子のものだった。


髪型も私と同じくらいのセミロングくらいの長さの子。


もしかして、写真見て私だと思ったのかな……?