その彼女が、僕のあとをくっついてきたのか、いきなり声を掛けてくるというサプライズ。
「なになに?」
必死に動揺を隠す。
「マシュマロだよ」
「マシュマロ?」
「うん、マシュマロ」
かわいい響きの言葉を交互に口にしてから、彼女は笑顔でうなずいた。
「なんでマシュマロ?」
「なんでって、どゆこと?」
僕の問いに笑顔を崩さず小首をかしげる彼女。
どゆこと、って言い方にもその表情にもどきりとしてしまう。
さっきからやけに胸の鼓動が騒がしい。
「いや、だって、バーベキューにマシュマロっておかしくない?」
僕はそんな心中を気取られないように、わざと不愛想に応じた。
「えー、おかしくないよぉ、デザートにすごく合うんだよ」
「なになに?」
必死に動揺を隠す。
「マシュマロだよ」
「マシュマロ?」
「うん、マシュマロ」
かわいい響きの言葉を交互に口にしてから、彼女は笑顔でうなずいた。
「なんでマシュマロ?」
「なんでって、どゆこと?」
僕の問いに笑顔を崩さず小首をかしげる彼女。
どゆこと、って言い方にもその表情にもどきりとしてしまう。
さっきからやけに胸の鼓動が騒がしい。
「いや、だって、バーベキューにマシュマロっておかしくない?」
僕はそんな心中を気取られないように、わざと不愛想に応じた。
「えー、おかしくないよぉ、デザートにすごく合うんだよ」
