君の声がききたい。

「秋華っ!久しぶりっ」

「あっ!みっちゃん、久しぶり」

この子は友達の有栖川 美來(ありすがわ みくる)。

「同じクラスで良かったねぇ、、!」

「ほんとに!良かったあ!不安だったんだあ」


「早速だけど、移動だよ。早く行こ!」

「うん、」

みっちゃんは、私の右側を必ず歩く。

そして私は、周囲に注意しながら歩く。


それもそのはず、私は、片耳が聞こえにくい。



少しずつ、少しずつ、聞こえにくくなっている



今は左耳だけだけど、いつかはきっと、、



そう不安を抱え毎日を生きる。






みっちゃんの事は大好きだけど、親友じゃない。



だって、大好きになったら辛いでしょ。


いつかは完全に耳が聞こえなくなって、誰の声も音も何も無くなって、無音の世界で生きていくことになる


結局はこの現実を受け止めきれてないだけ


実際、今回風邪をひいたことでだいぶ聞こえにくくなった




なんで私なんだろう、、