あやは教室の窓から空を眺めていた。
授業をしてる先生の話を聞き流しながら
ただぼーっと
綺麗な水色をした空を眺めていた。
風が吹き綾の長い髪が揺れた。
(今日は部活あったっけ)
そんなことを考えていると終了のチャイムが
鳴り響く。
   キーンコーンカーンコーン
 春 3年生になり、1ヶ月が過ぎようとしていた。
綾は荷物をまとめ帰る用意を始めた。
そんな時メールが来た
「今日部活いつもより早く終わる
ギャラリーで見て待ってて」
ああ、空が青いな