ラブ♡ディスタンス【完】

そこに、志樹君がいた。



低いガードレールに浅く腰を掛け、

コンビニのコーヒーカップを持っている。




私をみつけると


「お疲れさま」


と近づいてきて、ハイッと

コーヒーをくれた。




「アイスカフェモカ。
 氷溶けちゃったかも」




『志樹くん...』




「やっぱり気づいてない」



『何?』



「レポート6枚、うちに忘れてた」



『えーーー!
 気づかなかった~』



「だと思った。
 けど、今日持ってくるの忘れた」



『ちょっと志樹君!』



ぷぷっと、2人顔を見合わせて
笑う。



「一緒に俺んち行こ?」



『うん』