ラブ♡ディスタンス【完】

広い玄関で靴を揃えて脱いで、

おじゃましまーす、と小声でつぶやき

案内されるまま、2階へと進んだ。




廊下の両側にドアがいくつもあり、


角の部屋がどうやら志樹君の部屋らしい。




「どうぞ」とドアを開けてくれたから

ゆっくりと中に入った。






『うわぁ・・広っ』



「そう?
 適当に座ってください」



『うん』



そう?って。
今アナタ、そう?て言った?

悪いけど、うちのリビングほどの
広さはあるよ?


すごいなぁ