そうして今、私は志樹君の部屋にいるわけです。 「ほんとはどっか行きたいんだけど こんな時期だから外行くのも怖いし。 俺んちで、ごめん」 『ううん。私こそ いつもお邪魔してごめんね』 「誰もいないし、気楽にして」 『うん』 とは言ったけど。 さっきのバックハグが強烈すぎて、 まさかの告白がサプライズ過ぎて、 心臓が、まだドキドキしてる...