「夕日に照らされてキラキラ輝く理人くんは……
世界で一番かっこいいね」

よくよく見ると春陽の顔は少し火照ったように赤かった

「いつもね、見てたの…理人くんの横顔はすごくキレイ…」


気付かなかったな……
オレンジ色に染められた春陽はいつもそんなことを思ってたなんて
俺と同じ事を………



俺は嬉しくなって春陽の手を握り返す


いつまでもこうしていたいな

ずっと春陽と一緒にいたいな


春陽………


愛してる…………