ポツ…ポツ…
顔が濡れて雨が降ってきたことが分かり
パーカーのフードを被って屋根のある場所へ目指す。
ーードンッ
「ってぇな!」
「すいません」
誰かにぶつかり顔をあげる瞬間胸ぐらを掴まれ
フードが取れる。
「女じゃん!しかも可愛いしぃ♡雨だしカラオケとか行こうぜ」
そう言って胸ぐらを掴んでた男が私の肩に手を回し
他の2人はニヤニヤ笑う顔
気持ち悪い
「離して」
「んー?聞こえなかったからもう1回♪」
「それ以上私に触ったら殺す」
普段の数倍低い声で相手を睨みながらそういった。
「女だからってあんま調子乗んなよ?」



